スタッフブログ

泉 克人

珈琲

[2019/07/16]

スタッフ:
泉 克人
カテゴリー:
プライベートダイアリー
長引く梅雨空を見上げて、まったく関係のない珈琲について思うことを書きます。
最近珈琲の効用を目にします。リフレッシュ効果、ダイエット効果、記事によっては癌の予防に良い、etcこれを読んでくれる皆さんは、“珈琲”と聞いて思い起こすのは、どんな珈琲でしょうか?白いカップ&ソーサ―につがれた、香ばしい匂いの黒い液体ですよね。
そして最近街でよく出てくる機械式サーバーで入れた珈琲を思い起こしている方も少なくないんじゃないでしょうか?
ここでは効用はさておき、珈琲飲みを自負する私は、中学生の頃からミルを片手に“ブルマン”だ“モカ”だ“マンダリン”だのと言って「ツウ」ぶって、がりがり珈琲豆を挽いて淹れていたものですから、手前味噌な珈琲論があります。昨今の珈琲事情に少し言いたいことが出てきました。
本題に入りましょう。前述の「街の珈琲」とは、私の考えで「エスプレッソ風砕いた豆が残る珈琲」なんです。
ご存じのようにエスプレッソコーヒーとは、食後の口内の脂っこさを抑える目的で、デミカップに高温高圧で抽出したイタリア式の珈琲です。特徴は、私たちからすれば少量で目が覚めるくらい濃い泡立ち珈琲で、飲んだ後香りだけ口内に残り後味が良いことでしょう。泡は、エスプレッソの香りを逃がさない“ふた”なんです。
「街の珈琲」はエスプレッソコーヒーの泡立ちだけは真似をし、濾過するフィルターの目が粗いため豆が直接カップまで出ているのです。俗にいうと珈琲豆の“雑味と苦みとえぐみ”が全部でてしまった珈琲なのです。
どうしてこの「街の珈琲」が日本に蔓延したのでしょうか?この珈琲が出てくるお店はほぼ某メーカーのコーヒーサーバーを導入しているようです。コーヒーを入れる手間を省き、カップを置いてボタンを押すだけという手軽さがうけて、家庭でも利用している方も多いことでしょう。これが日本の珈琲だと大半の人から言われれば、そうかもしれません。
しかし、私のおもう珈琲は、透明さを保ちつつ口にするとほど良い苦みと酸味があり、喉から鼻に抜ける香りがひとしきり続き、後味は口内からサッパリ感で満たされるものなんです。(文章で表現する難しさを感じつつ)決して“渋みやえぐみ”は感じない飲み物だと思っています。実際、手間のかかるサイフォンやペーパードリップでいれた珈琲には、泡がありません。この「街の珈琲」は珈琲をいれる大原則、「煎りたて・挽きたて・淹れたて」をほぼ守っていますが、淹れ方を間違っていると感じています。
本当の正解珈琲なんて無いのかも知れませんが、この10年余りで変化した珈琲という飲み物に対して、少しだけ言いたいことがある自分でした。