今回のブログは、前回のブログに引き続きの為、11月27日の私のブログをお読みくださいね。
さて前回のブログで、キログラム原器の複製が、日本では茨城県にある産業技術総合研究所で管理されているところまでお伝えしました。今回はその続きです。
日本での保管はというと、金庫の中の金庫、そしてその中の桐の箱にいれているそうです。
フランスにある原器と同じ材質、大きさで、明治23年に来て、その後配布された2基と質量を比べて変化していないことを確認しながら保管していたそうです。
このキログラム原器、10万年は機能すると期待されていましたが、最近になってパリにある元の原器の質量が変動していることが分かったそうです。その量ですが、1億分の5Kg。変動した理由は不明だそうです。ほこりなどがつかないように、定期的に水蒸気で洗浄していることが影響したのかも?と推測されているそうです。
ごくわずかの違いだが、現在の世界では、無視できない変動で、世界中の機関が協力して、原器に代わる基準を開発しようということになったそうです。
原器に代わる基準として、「ケイ素」の球が原器の代わりとする定義が決定する予定だそうです。
ネットでこのキログラム原器の写真等を見ることができます。興味のある方はぜひ見てみてくださいね。
【弊社ロードサービススタッフから一言】
急激に気温が下がり、冬将軍到来です。
バッテリー上がりでの要請が急増しております。転ばぬ先の杖‼︎この時期、定期点検をお勧めいたします。