皆様、部長の井原でございます。
この時期に手放せない物と言えば、…『傘』ですよね。先日の6月11日は『傘の日』でしたが、何故この日なのかな?と不思議に思って調べてみました。
暦の上で『入梅』がこの日になることが多いことから、日本洋傘振興協議会さんが制定したそうです。
さてこの傘ですが、昔は『雨をよける』ためのものではなかったことはご存知ですか?
英語の「傘(umbrella)」という単語は、ラテン語の「umbra=影」が元だそうです。つまり『影を作る=日よけ』が傘の語源だそうです。
陽射しの強い古代ローマやエジプトでは、外で長時間太陽の光を受け続けるのは大変です。当時の権力者達は、従者や奴隷に陽射しを遮る傘を持たせ、焼けつく暑さをさけていたのです。もちろん現代の傘のように軽くはなく、さまざまな装飾を施されている、非常に重たいものだったようです。
雨具として傘が使われ始めたのは、17世紀に入ってからで、当時は女性が使うものと認識されていたようです。
男性が傘を雨よけとして使うようになるのは、19世紀に入ってからとなるそうです。
日本でも古くから傘が使われてきましたが、用途も西洋と同じように、権力者の為の、日除けや魔除けとして使われていました。
庶民の雨具としては、菅笠(すげがさ)と蓑(みの)であり、傘が一般に普及するのは、江戸時代中期(18世紀)以降の事と言われています。
傘が雨よけとして使われ始めたのも、日本と西洋でそれほどの差はないようです。
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