『岡さんが今1番乗ってみたい車って何ですか?』
「○○○○○です!」
もうね、この質問にだけは迷いはありませんね
いっつもは優柔不断のお手本の様な返事しか出来てないんだけど。
その自動車の事を話せって言われたら
「では、にさんにち帰れそうにないけど、心配しないで」ってご自宅に、ご連絡をお願いしますって言っちゃうくらい。
でもね、この質問をくれた方にはドラマの終わりにある“次回の予告”みたいなダイジェスト版?ってくらいのほんとサワリだけをね、話したの。
メーカーのその自動車に対する思想とか、その自動車の血統とかをね、カル~くね。
『じゃあ、2番目に乗ってみたい車は?』
「‥‥‥ないねぇ。いや、マジで。」
『じゃあ、僕、その○○○○○買います!』
「えっ?‥‥‥」
この時の僕の心情、ちょっと複雑。
なんでかな?
「○○ってお店の○○食べてみたんだけど、すっごく美味しかったんよ!お店の雰囲気も良かったし!」
なんて時
『じゃあ、明日にでも行ってみます!』
って言われたらものすごく嬉しいのに。
羨ましいなぁ~って気持ちも有るんだけど、なんかそれだけでも無いような‥‥
「○○さんの事好きなんよねぇ~ナイショだよっ」
『じゃあ、明日僕が“好き”ってアタックしてみます!』みたいな?
無論、相手が人の場合、見事撃沈って事もオオイニ有るんだろうけど、自動車の場合はよっぽどの事が無い限りは無いものねぇ
と、2番目は?の質問に答えた自分の言葉にも正直、ちょっとびっくり。
興味?いや、違うな。自動車に対する熱意が少し下がってきているのかな?と。
まあね~、ほら、僕がよく言うのに
何を食べるか?
と
誰と食べるか?
そりゃ、好きな人と美味しい物を食べるのが1番なんだろうけど、好きな人とならラーメンだろうと牛丼だろうとお花見にコンビニ弁当だろうとすっごく嬉しいんだろうけど
そこで、岡さん気がついた
もうね、膝頭を“ぽんっ!”って叩くくらい
時間だ‥‥‥残された時間と若かった時から今まで経過した時間
まあ、簡単に言っちゃうと老化って事ね
イマサラ車だけカッコよくてもモテないじゃない
ほら、学校の卒業式なんかの時に演台の向こうから校長先生なんかが
『君たちには今から無限の可能性が‥‥』
なんて言うじゃない?
「そんな事有るもんか‥‥‥」
なんて斜め45度上を眺めてたんだけど。
若い頃はモテたいから、カッコ良いバイクやクルマに乗りたかった気持ちが有ったんじゃないかしら。
そりゃ、運転が好きって自分でも思ってたんだけど。思い違いだったのかしら?
今から異性の気を引く為にっても現実的じゃないもの。
なんか、現実的じゃ無い現実ってのを突きつけられて、それに気がついてすっごくさびしかったワケ。
ま。お花見行けなかったから気分だけでもお花見♪
教訓
おーい、クルマにあんまり興味のない今の若人のみんなぁ~若いうちにちょっぴり背伸びしてでもカッコ良い、美しいマシンに乗っておかないと将来後悔するよ~
手に入れる事でそれこそ未来が変わる可能性がオオイニあるんだからぁー
あ。校長先生の言いたかっ事ってこの事だったのかな?
サービスの岡でした~♪