少し前の事だけど。
新聞にハモの新しい調理法が出来て骨の
無いハモを提供出来る食堂が増えて来てるって載っいた。
正直、骨切りしたとは言え自分としては、余り好きな魚では無かったので食べに行きたいと思ったのだけれど。
気が付けばCORONA。
落ち着いたら是非食べに行ってみたい物である。
「ただいまぁ~♪お肉買ってきたぁ~今日の晩御飯、僕つくるけん!」
『えぇ~、またぁ?』
「おう!極めるまで作る」
『じぁあ、私はスープでもつくろかな。』
「えっ?インスタントのワンタンでええよ?」
事の始まりはお気に入りの女優さんが裁判官役で出演しているテレビドラマ。
ドラマの中でストレスを感じた裁判官さんがスーパーでお肉を爆買いするシーンが有って。
見ました?
「ストレスにはお肉の中に含まれるセロトニンが………」って。
ほう!そうなのか!カルシウムが良いって聞いた事が有ったので釜揚げシラスを爆買いしたいとは思ってたんだけど。
と、言う事で、帰りにスーパーによって………。
でね、牛肉って、選ぶの難しく無いです?
えっ?僕だけかな?
そらね、値段が高いのが美味しいってのは当たり前なのね。
特売品の選び方。これで何度失敗したことか。
例えばバーベキューなんかする場合。
“和牛バラ”と“アメリカ産ハラミ”って同じ位の値段だった場合、案外ハラミの方が柔らかくて美味しかったり。
「ありゃ、このバラ、乳牛かな?ちょっとニオウことない?」とか「ありゃ?和牛って書いてたんだけと、固いね?」なんて。
まあ、和牛って書いてるけど、どこにも黒毛和牛とは書いて無い訳で。
あ、前にも書いたんだけど僕は固いお肉って案外好きで。
ほら、アメリカ人が固い肉噛みしめて作ったのがエンパイヤーステートビル。御茶付けサラサラっとすすって日本人が作ったのが銀閣寺。
銀閣寺にキングコング登ったら銀閣寺潰れちゃうじゃない?スパイダーマンなら大丈夫そうだけど、あ。次の建物に飛べないか。
僕か牛肉を買う時の僕の基準はOnepound(450gram)1000円(以下)。
それに割引シールが有ったら“即買い”
でね、見つけたのがメキシコ産牛バラブロック400gram500円!豚肉さんの安売りと同じ位!
オーストラリア以外のも入って来てるのか!……ちょっと素敵。
これが美味しかったら素敵が無敵に変わるじゃない。
でね、普通にステーキでちょっと表面に包丁入れて食べてみたわけ。
まあ、固いよね。やっぱり、でも噛みしめた時の旨味は文句なし。
香川県に鳥の足食べに行ったら、勿論“親”で………。
と、前までなら言えたんだけど…歯がね(笑)この頃…歳で(汗)
で、その日から毎日牛肉ブロックと格闘。
そりゃ、圧力鍋なんかでカレーにでもしたら良いってのは判るんだけど。
仕事が終わって、買い物して、帰って作るんだから早く食べたいのよ。
だから、基本的に焼くだけ。
二日目、ダイヤモンドカットの切り方を携帯みながら…食べやすく成ったけど旨味が消える
三日目、片方に、深く包丁を入れて片方は浅く…切り込みの間隔を変えて……
今日は気分を変えて青椒肉絲みたいに細切りにして…いっぺんしてみたかったねよ、ブロック肉を包丁でスライスするの、「中華の鉄人みたいじゃね?松山の珍健一って呼んでくれ!」
なんてしてみたり。まあ、お勧めはしません。バラブロックなので、焼くと脂の所で切れてなんだか手を抜いた粗びきミンチって感じ(笑)
気が付けば1週間ぶっ通し(爆)
『えぇー、今日も?』なんて怒られてますが。
でもね、ハモの骨切り考えた最初の人って、もっと苦労したハズなのよね。1寸に26切り込みって。1,2ミリおきに切るなんて普通の人には無理でしょ?
「出来たよー食べよー。えっ?スープ作るのに、玉ねぎ炒めてるの?マジで?」
注)
決して会社や家でストレスが有る訳では無く
好きな女優さんをオマージュして……
インスタントのワンタンスープが大好きな
サービスの岡でしたー♪