代表の北村でございます。
旧年中は、RCSグループ、株式会社ロイヤルカーサービスをご愛顧賜り、
心より御礼申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
本年は株式会社ロイヤルカーサービスにとって「創業41年目」となります。
昨年は節目の「創業40周年」を記念して、「記念講演」、「お客様感謝day」、「謝恩福引」を企画させて頂き、ご多用の中、多くのお客様、取引先の方々にご参加頂き、お喜びの声を頂戴しました。その節は大変お世話になりました。重ねて御礼申し上げます。
(「謝恩福引」につきましては、当たりくじがまだまだたくさん残っている関係で、2019年1月も延長して実施致します。大当たりは早い者勝ちになりますので、年明け早々のご来場を心よりお待ちしております!)
業績につきましても、お陰様で創業40周年の節目に、初めて年商10億円の壁を越えることが出来そうです。
”プジョー新車販売協定台数達成率”、”プジョー認定中古車販売達成率”に於いても、今年も全国トップクラスの成績を残すことが出来ました。
また、政府の推進する「働き方改革」を前向きに捉え、引き続き、”労働生産性の向上”、”長時間労働の是正”、”年間休日数の増加”に取り組んで参りました。
お客様にはご不便やご負担をお掛けすることになりましたが、”引取納車の有料化”、”代車サービスの改定(段階実施中)”、”工場入庫の完全予約制(移行中)”等の取組により、スタッフの増員による業務軽減や平準化が少しずつ推し進められております。今年も着実に社内改革に取り組んで参ります。
さて、2019年の干支は、「己亥(つちのと・い)」。「己(つちのと)」は明るい中天の太陽で、「亥(い)」は暗闇の新月を象徴しているとのこと。
「己亥」という干支は、ステップアップする充実したタイミングにありながら、どうも調子に乗るとチャンスを逃す年になることが暗示されているそうです。
「己」は、生命が横溢して真っ盛りを迎えた時期を指し、同時に正しい姿の自分という意味があるそう。そう聞くと絶好調な自分をイメージしがちですが、中国には古くから中庸思想というものがあり、これは何事もほどほどが良し、行き過ぎるとマイナスになるというもので、絶好調が故の落とし穴が潜む年ということでもあるそうだ。
「亥」は、生命が収蔵された核を意味し、次へのタスキを渡す大切な準備期間を意味しているそう。非常に安定した状態で始動を待つ準備期間を意味しており、まさに次の段階へとステップアップするタイミングをじっと狙って待っているというイメージとのこと。
よって、「己亥」は、ステップアップする大事な時期にもかかわらず、溢れんばかりの精力が邪魔してしまうという意味だそうだ。まさに調子に乗り過ぎることで落とし穴に落ち、そのせいで将来のチャンスを失いかねないということを意味しているみたいです。
「己亥」を迎えるにあたり、年末にその奇瑞となる出来事が起こりました。当社はお陰様でこの4年余りは成長して参りましたが、慢心することなく、謙虚に、誠実に、着実に取り組んでいきたいと強く感じました。
最後に、「創業41年目」を迎え、新たに「創業50周年」に向けての私の決意披瀝を述べさせて頂きます。
私は、「働き方改革」による「従業員満足度(ES)」の向上が、更なる「お客様満足度(CS)」の向上に波及していくことを強く念じております。しかしながら、現時点では、まだまだ「心」が足りていないと思っております。働ける「時間」が少なくなるということは、一つ一つの仕事に懸ける”時間”は「濃密」でなければならない。「濃密」とは、「心(思い、志、信念、意思、熱意、心遣い、気遣い、思いやり、やさしさ、魂)」をどんだけ籠めれるかと考えます。
まだまだ時間は掛るかと思いますが、私は毎日毎日、スタッフに嫌がられようが煙たがられようが、熱意をもって引き続き伝え続けていくことで、必ずやお客様に「心」在る「濃密」なサービスを提供出来るようなスタッフを育てて参ります。
そして、日々のお客様への「心」在る「濃密」なサービスの提供が、お客様からの温かな「御心返し」に触れることで、単なる作業と対価の関係を超越し、「お陰様の心(感謝の心)」を育み、「人としての「生きがい」や職業人としての「やりがい」を醸成し、”厳しさ(強さ)”と”やさしさ(温かさ)”を併せ持つ「人格形成(人間形成)」の機会と考えております。
どうせ働くなら、国民の三大義務の一つ”勤労”という”義務感”を持って働くのではなく、確かに苦労や辛いことも多々ありますが、人様のお役に立ってご満足して頂き、そして自分の存在価値を感じられる”喜び”を持って働ける会社にしていきたい。
本年も変わらぬご愛顧の程、どうか宜しくお願い申し上げます。
皆々様にとりまして2019年が最良の年となりますように、心からお祈り申し上げます。