皆さん、最近朝夕めっきり涼しくなり、食欲の秋到来といった雰囲気が漂ってきましたね‼︎
秋といえば『松茸』…と言いたいのですが、今年は不作でお値段が高騰しているということで、庶民的でお手頃価格の『栗』についてお話しいたします。
先日出張先で好物の一つ、美味しい天津甘栗を見つけました。
山陽自動車道小谷SAにある『天津閣』というお店の甘栗で、そのお店の栗は甘くて皮がパリッと剥けて食べ易く、虫食い栗がないのが特徴です。本店は山口県の周南市にあるそうです。
天津甘栗の由来は?
「天津」は、北京の南東にある古くから栄えた港湾都市です。
一般に天津甘栗と呼ばれる栗は天津周辺ではなく、さらに北にある河北省の燕山山脈一帯で収穫されるそうです。それを天津港に集めて日本へ輸出した事から「天津甘栗」と呼ばれるようになったそうです。
天津甘栗の甘さの秘密ですが、栗の主成分である澱粉は無味無臭ですが、熱を加えると栗に含まれる酵素が澱粉を分解して糖を生成します。この酵素は70℃ぐらいまで、時間をかけてゆっくりと加熱するともっとも活発になるそうです。その為、石焼が一番甘くなると言われているそうです。
また焼くときに、水あめを薄く溶いたものをかけますが、これは味付けではなく、粘り気を出し、栗と小石がまんべんなく混ざるようにしたり、はじけにくくなる効果があるそうです。
また甘栗に使われる中国栗と日本栗は品種が異なり、味や品質もまったく違います。一番の違いは、日本栗は渋皮が果肉と結着してはがれないのに対し、中国栗は簡単に渋皮がはがれる事です。
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