CITROËN 松山

雨の、休日の朝。
今日は、3回目のデートの約束の日。
少し遠くまで、ドライブの予定。
彼女は、お弁当でも作ろうかな？なんて言っていた。初めての手料理。
卵焼きは、塩派？砂糖派？なんて楽しみにしていた。
あなたは、ドキドキしながら、電話をします。
「ごめ～ん、雨やから、今度にするぅ」
「うん、そうやね、天気悪いし。わかった、じゃあ、来週位にでも‥‥‥‥。」
雨が降ろうが、槍が降ろうが逢いたいと想っていたのに。
あなたは、電話を切ってから、恨めしそうに、雨雲を見上げます。
「相合傘は、お預けか‥‥。」

気遣い？
遠慮？それとも、
相手への熱意の温度差？
答えは‥‥‥。

話しは、変わって。
あなたは、車検から半年経つし、気に成る所も有るので、車を点検に出そうと電話をかけます。
「いつもお世話に成ります！えっ？明日ですか？はい。では、お待ちして居ります！ 有難う御座います！」
いつも愛想の良い営業さんの爽やかな気持ちの良い応対に、あなたは上機嫌で電話を切ります。
しかし。
この営業さん、０点では有りませんが
赤点です。出来れば他の営業さんに変わって貰った方が良いでしょう。
「えっ？気に成る所ってどうしたんですか？何時から？どのくらいの頻度で？何時頃ご来店されます？」なんて、矢継ぎ早に、質問が無いんです。聴いて無いんです、いえ、聞いてるかも知れませんが聴いて無いんですね。
彼女、彼氏、大好きな人が、電話の向こうで、身体の不調を訴えたら、色々聴くでしょ？
「何時頃なら、行けるけど、どんな？」なんて、時間の指定や、変更もしますよね？
営業さんですから、急遽の外出も有るでしょう、不在の場合の引き継ぎや伝言も完璧でしょうが、相手に対する熱意が低いんです。
整備士も、車を持ち上げるリフトも数に限りが有ります。塞がってたら、待ち時間が長く成ります。
担当営業さんは親友です。
些細な相談は勿論の事、多少の無理も聴いてくれますが、時には、反論もするでしょう。本当にあなたの事を想っているならば、なおさら。

先日、お客様より、切腹モナカを頂きました。なんか、
「ごめんなさいっ！」て時に持って行く物なのかなぁ～って思ってたんですが、
あなたとは、腹を割って話せる様に成りたいです！とか、腹を割って話しますよ！って時に持って行く物の方が本当の様な気がします。
あなたの営業さんは、担当ですか？親友ですか？
最初はギクシャクする事も有ると思いますが、担当から親友レベル、彼氏、彼女のレベルの仲に成れる事を。
そう言う背景も有って、私共は、切腹モナカが大好きです。

え？あんこが多くて甘いからだろうって？
バレタ！（笑）